【脳神経外科】設備紹介

CT(コンピュータ断層撮影装置)
マルチスライスCT装置
東芝社製64列マルチスライスCT「aquilionCX」が2010年に導入されました。頭から足の先までの全身を約20秒で撮影することが可能な装置になっています。高精細かつ高速に撮影ができる特長を活かし、頭部などの体幹部はもちろんのこと、心臓の冠動脈の撮影や肺がんの早期発見を目的とした高精細胸部CTも行っています。
MRI装置
MRI装置
東芝社製1.5テスラMRI「atlas」が2009年に導入されました。造影剤を使わずに各部位の血管を撮像するMRAの機能に長けた装置となっています。未破裂動脈瘤の発見を目的とした脳血管や四肢の同静脈、心臓の冠動脈に至るまで非侵襲的に検査が行えます。
アンギオ(血管撮影装置)
アンギオ(血管撮影装置)
フラットパネル・ディテクタを搭載した従来の装置に比較し格段に高精細画像を得ることができるのに被爆量が少ないシーメンス社製「Artis Zee FA」が2013年7月に導入されました。この最新の装置はCone Beam CTも搭載しており、3D撮影も可能で、より高度で安全な検査・治療を行なうことができます。脳腫瘍や脳血管障害などの疾患に対する診断のための血管撮影の他、順天堂大学脳神経血管内治療学講座臨床教授大石英則先生率いる血管内治療班の協力のもと、脳腫瘍手術前の腫瘍栄養血管塞栓術、脳動静脈奇形に対する塞栓術、クモ膜下出血の破裂脳動脈瘤や未破裂脳動脈瘤に対する動脈瘤塞栓術(コイリング)、頸動脈狭窄に対するステント拡張術などを行っています。特に血管内治療に関しては技術的に非常に高いレベルの治療を提供しています。


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