平成31年度(令和元年度) 吉祥寺南病院 病院指標
年齢階級別退院患者数
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
【内科】010
【整形外科】120
【脳神経外科】150
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) | 平均 在院日数 (全国) | 転院率 | 平均年齢 |
040081xx99x00x | 誤嚥性肺炎 | 68 | 23.32 | 20.84 | 13.24 | 85.43 |
110310xx99xx0x | 腎臓または尿路の感染症 | 30 | 18.23 | 12.58 | 6.67 | 86.43 |
100380xxxxxxxx | 体液量減少症 | 17 | 17.12 | 9.13 | 23.53 | 83.94 |
050130xx99000x | 心不全 | 16 | 23.5 | 17.71 | 0 | 85.38 |
0400801499x001 | 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上) | 12 | 21 | 13.48 | 16.67 | 89 |
誤嚥性肺炎での入院が最も多く、循環器内科を専門とする医師が在籍し、循環器の専門性の高い分野にも対応しております。
※回復期リハビリテーション病棟、地域包括ケア病床も集計に含まれるため、平均在院日数は全国と比較し、長くなっております。
【外科】110
※回復期リハビリテーション病棟、地域包括ケア病床も集計に含まれるため、平均在院日数は全国と比較し、長くなっております。
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) | 平均 在院日数 (全国) | 転院率 | 平均年齢 |
060100xx01xx0x | 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) | 25 | 2.2 | 2.63 | 0 | 67.32 |
060160x001xxxx | 鼠径ヘルニア(15歳以上) | 18 | 3.44 | 4.85 | 0 | 68.78 |
040081xx99x00x | 誤嚥性肺炎 | - | ー | 20.84 | ー | ー |
060150xx99xx0x | 虫垂炎 | ー | ー | 6.94 | ー | ー |
060190xx99x0xx | 虚血性腸炎 | ー | ー | 8.86 | ー | ー |
集計条件により症例が10件未満の場合”-”で入力しています。
消化器科外科を専門とし、大腸ポリープや腺腫(良性腫瘍)や腎盂腎炎、尿路感染症など消化器疾患が上位を占めております。 手術症例では侵襲性の少ない内視鏡治療や腹腔鏡手術も積極的に行っており、治療ガイドラインに基づいた適切で丁寧な診療、治療を心がけております。
消化器科外科を専門とし、大腸ポリープや腺腫(良性腫瘍)や腎盂腎炎、尿路感染症など消化器疾患が上位を占めております。 手術症例では侵襲性の少ない内視鏡治療や腹腔鏡手術も積極的に行っており、治療ガイドラインに基づいた適切で丁寧な診療、治療を心がけております。
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) | 平均 在院日数 (全国) | 転院率 | 平均年齢 |
160800xx01xxxx | 股関節・大腿近位の骨折 | 61 | 52.26 | 25.94. | 4.92 | 83.93 |
160690xx99xx0x | 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) | 54 | 34.13 | 19.40 | 16.67 | 81.67 |
160620xx01xxxx | 肘、膝の外傷(スポーツ障害等を含む。) | 51 | 12.39 | 14.10 | 0 | 27.1 |
160760xx97xxxx | 前腕の骨折 | 39 | 7.82 | 5.54 | 0 | 66.15 |
160700xx97xx0x | 鎖骨・肩甲骨の骨折 | 29 | 5.1 | 5.94 | 0 | 54.86 |
第1位は股関節・大腿近位骨折、第2位は胸椎、腰椎以下骨折損傷となっており、高齢化に伴う骨粗鬆症の影響で発症する傷病が多くなっております。 また、上位5疾患のうち4疾患は手術症例で占めております。リハビリスタッフとの連携のもと術前・術後のリハビリテーションを充実させ、早期の社会復帰を目指し治療を行っております。
※回復期リハビリテーション病棟、地域包括ケア病床も集計に含まれるため、平均在院日数は全国と比較し、長くなっている疾患もあります。
※回復期リハビリテーション病棟、地域包括ケア病床も集計に含まれるため、平均在院日数は全国と比較し、長くなっている疾患もあります。
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) | 平均 在院日数 (全国) | 転院率 | 平均年齢 |
160100xx99x00x | 頭蓋・頭蓋内損傷、手術なし | 36 | 22.08 | 7.34 | 5.56 | 73.33 |
160100xx97x00x | 頭蓋・頭蓋内損傷、手術あり | 27 | 14.67 | 9.67 | 3.7 | 79.78 |
010230xx99x00x | 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満) | 26 | 33.35 | 18.81 | 15.38 | 69.15 |
010060x2990401 | 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) | 14 | 58.21 | 16.13 | 7.14 | 80 |
010060x0990201 | 脳梗塞(脳卒中発症4日目以降又は無症候性、かつ、JCS10未満) | 12 | 38 | 16.17 | 0 | 68.67 |
頭部外傷や脳血管障害を中心に脳疾患全般に対応しており、症状に応じて手術治療、保存的治療を選択し行っております。 また、急性期の受け入れだけでなく、近隣医療機関からの紹介症例も多く、充実したリハビリテーションや退院支援を提供しております。
※回復期リハビリテーション病棟、地域包括ケア病床も集計に含まれるため、平均在院日数は全国と比較し、長くなっております。
※回復期リハビリテーション病棟、地域包括ケア病床も集計に含まれるため、平均在院日数は全国と比較し、長くなっております。
【皮膚科】300
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) | 平均 在院日数 (全国) | 転院率 | 平均年齢 |
080010xxxx0xxx | 膿皮症 | ー | ー | 12.55 | ー | ー |
080250xx9701xx | 褥瘡潰瘍 | ー | ー | 46.78 | ー | ー |
070395xx99xxxx | 壊死性筋膜炎 | ー | ー | 16.96 | ー | ー |
071030xx99xxxx | その他の筋骨格系・結合組織の疾患 | ー | ー | 9.65 | ー | ー |
080006xx99x0xx | 皮膚の悪性腫瘍(黒色腫以外) | ー | ー | 8.98 | ー | ー |
集計条件により症例が10件未満の場合”-”で入力しています。
皮膚疾患での入院症例にも対応しております。また、他診療科入院での全身疾患の一症状として皮膚に生じる病変等、多彩な症状を併診して治療にあたっております。
皮膚疾患での入院症例にも対応しております。また、他診療科入院での全身疾患の一症状として皮膚に生じる病変等、多彩な症状を併診して治療にあたっております。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
初発 | 再発 | 病期分類 基準(※) | 版数 | |||||
Stage I | Stage II | Stage III | Stage IV | 不明 | ||||
胃癌 | ー | - | - | ー | ー | ー | 1 | 8 |
大腸癌 | ー | ー | - | ー | ー | ー | 2 | 8 |
乳癌 | - | - | - | - | - | - | 1 | 8 |
肺癌 | - | - | - | - | - | ー | 1 | 8 |
肝癌 | - | - | - | - | - | - | 2 | 8 |
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
胃癌、大腸癌、乳癌、肺癌、肝癌の5種類は5大癌と呼ばれ、がんの進行速度はUICC(国際対がん連合)が定めるTNM分類が用いられています。
TNM分類とは
①T=原発巣の大きさと進展度
②N=所属リンパ節への転移状況
③M=遠隔転移への有無
の3つの判断軸を指し、それぞれのがんをⅠ期(早期)~Ⅳ(末期)の病期に分類しています。
「初発」とは当院でそれぞれのがんの診断あるいは初回治療を実施した場合を指し、「再発」とは当院・他の医療機関を問わずに初回治療の完了後、当院での診断またはがんの寛解(がんが縮小・消失している状態)後に局所再発・再燃または新たな遠隔転移が現れた場合を指します。
当院において初発、再発ともに10件以下であるため、集計条件に基づき、表示上は”-”となっております。
TNM分類とは
①T=原発巣の大きさと進展度
②N=所属リンパ節への転移状況
③M=遠隔転移への有無
の3つの判断軸を指し、それぞれのがんをⅠ期(早期)~Ⅳ(末期)の病期に分類しています。
「初発」とは当院でそれぞれのがんの診断あるいは初回治療を実施した場合を指し、「再発」とは当院・他の医療機関を問わずに初回治療の完了後、当院での診断またはがんの寛解(がんが縮小・消失している状態)後に局所再発・再燃または新たな遠隔転移が現れた場合を指します。
当院において初発、再発ともに10件以下であるため、集計条件に基づき、表示上は”-”となっております。
成人市中肺炎の重症度別患者数等
患者数 | 平均 在院日数 | 平均年齢 | |
軽症 | ー | ー | ー |
中等症 | 18 | 14.89 | 89.44 |
重症 | ー | ー | ー |
超重症 | ー | ー | - |
不明 | - | - | - |
集計条件により症例が10件未満の場合”-”で入力しています。
全体的な傾向としては、中等症の患者様が最も多く、全体の半数以上を占めております。重症度が高いほど平均在院日数も伸びる傾向となっております。
市中肺炎とは、自宅などで生活していてかかる肺炎のことで、病院に入院していてかかる院内肺炎と区別されます。
肺炎重症度分類(A-DROPシステム)に基づき入院時に状態から重症度を決定しています。
A-DROPシステム
A(Age):男性70歳以上、女性75歳以上
D(Dehydration):BUN 21mg/dL以上または脱水あり
R(Respiration):SpO2<=90%(PaO260Torr 以下)
O(Orientation):意識障害あり
P(Pressure):収縮期血圧90 mmHg以下
上記指標のうち、
軽症は上記指標のいずれも満たさないものを指します。
中等症は上記指標のうち1つまたは2つ有するものを指します。
重症は上記指標の3つ以上を有するものを指します。ただし、意識障害・ショックがあれば1項目のみでも重症とします。
超重症は上記指標の4つまたは5つを有するものを指します。
全体的な傾向としては、中等症の患者様が最も多く、全体の半数以上を占めております。重症度が高いほど平均在院日数も伸びる傾向となっております。
市中肺炎とは、自宅などで生活していてかかる肺炎のことで、病院に入院していてかかる院内肺炎と区別されます。
肺炎重症度分類(A-DROPシステム)に基づき入院時に状態から重症度を決定しています。
A-DROPシステム
A(Age):男性70歳以上、女性75歳以上
D(Dehydration):BUN 21mg/dL以上または脱水あり
R(Respiration):SpO2<=90%(PaO260Torr 以下)
O(Orientation):意識障害あり
P(Pressure):収縮期血圧90 mmHg以下
上記指標のうち、
軽症は上記指標のいずれも満たさないものを指します。
中等症は上記指標のうち1つまたは2つ有するものを指します。
重症は上記指標の3つ以上を有するものを指します。ただし、意識障害・ショックがあれば1項目のみでも重症とします。
超重症は上記指標の4つまたは5つを有するものを指します。
脳梗塞の患者数等
発症日から | 患者数 | 平均在院日数 | 平均年齢 | 転院率 |
3日以内 | 47 | 53.51 | 81.53 | 8.42 |
その他 | 48 | 46.52 | 77.02 | 9.47 |
脳梗塞を発症日3日以内とその他で分け、患者数、平均在院日数、転院率を集計しております。
当院での脳梗塞治療は3日以内とその他がほぼ同数となっております。
救急の受け入れを積極的に行っておりますとともに、急性期治療後の継続的なリハビリテーションが必要な患者様に対しても、回復期リハビリテーション病棟や地域包括ケア病床を介して、充実したリハビリテーションと退院支援を行っております。
※回復期リハビリテーション病棟、地域包括ケア病床も集計に含まれるため、平均在院日数は全国と比較し、長くなっております。
当院での脳梗塞治療は3日以内とその他がほぼ同数となっております。
救急の受け入れを積極的に行っておりますとともに、急性期治療後の継続的なリハビリテーションが必要な患者様に対しても、回復期リハビリテーション病棟や地域包括ケア病床を介して、充実したリハビリテーションと退院支援を行っております。
※回復期リハビリテーション病棟、地域包括ケア病床も集計に含まれるため、平均在院日数は全国と比較し、長くなっております。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
【内科】010
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 | 平均 術後日数 | 転院率 | 平均年齢 |
K664 | 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む) | ー | ー | ー | ー | ー |
K6532 | 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術(早期悪性腫瘍粘膜下層) | ー | ー | ー | - | ー |
K688 | 内視鏡的胆道ステント留置術 | ー | ー | ー | - | ー |
K7211 | 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) | ー | - | ー | - | ー |
K7212 | 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm以上) | ー | ー | ー | - | ー |
集計条件により症例が10件未満の場合”-”で入力しています。
内科入院中の嚥下障害のある患者様に対して施行した胃瘻造設術が最も多くなっており、内視鏡的手術が主要手術を占めております。
内科入院中の嚥下障害のある患者様に対して施行した胃瘻造設術が最も多くなっており、内視鏡的手術が主要手術を占めております。
【外科】110
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 | 平均 術後日数 | 転院率 | 平均年齢 |
K7211 | 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) | 20 | 0.2 | 0.9 | 0 | 68.8 |
K6335 | 鼠径ヘルニア手術 | 19 | 1.05 | 1.32 | 0 | 68.47 |
K664 | 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む) | 19 | 8.74 | 10.26 | 73.68 | 81.42 |
K718-21 | 腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴わないもの) | ー | ー | ー | ー | ー |
K7212 | 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm以上) | ー | ー | ー | ー | ー |
集計条件により症例が10件未満の場合”-”で入力しています。
当院外科は、消化器が専門になります。外科で多い手術は、患者様に侵襲性の少ない内視鏡や腹腔鏡を使用しております。
当院外科は、消化器が専門になります。外科で多い手術は、患者様に侵襲性の少ない内視鏡や腹腔鏡を使用しております。
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 | 平均 術後日数 | 転院率 | 平均年齢 |
K0461 | 骨折観血的手術(大腿) | 42 | 3.24 | 50.64 | 2.38 | 81.31 |
K0462 | 骨折観血的手術(下腿) | 40 | 2.28 | 12.3 | 0 | 56.05 |
K0821 | 人工関節置換術(股) | 37 | 2.22 | 37.24 | 0 | 73.22 |
K0811 | 人工骨頭挿入術(股) | 35 | 4.54 | 48.37 | 5.71 | 83.86 |
K0483 | 骨内異物(挿入物を含む)除去術(前腕) | 31 | 1 | 1.23 | 0 | 58.87 |
肩・膝・股関節と外傷を中心に手術を行っており、当院手術症例の6割以上が整形外科になります。
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 | 平均 術後日数 | 転院率 | 平均年齢 |
K164-2 | 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 | 26 | 1.96 | 25.73 | 3.85 | 77.15 |
K664 | 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む) | 10 | 57.9 | 81.4 | 10 | 78.5 |
K164-4 | 定位的脳内血腫除去術 | ー | ー | ー | ー | ー |
K654 | 内視鏡的消化管止血術 | ー | ー | ー | ー | ー |
K1781 | 脳血管内手術(1箇所) | ー | ー | ー | - | ー |
集計条件により症例が10件未満の場合”-”で入力しています。
脳神経外科で多い手術は、慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術で26症例になります。
当院は連携医療機関として順天堂大学附属病院と連携をとっており、脳血管内手術など高度な手術も当院で対応しております。
脳神経外科で多い手術は、慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術で26症例になります。
当院は連携医療機関として順天堂大学附属病院と連携をとっており、脳血管内手術など高度な手術も当院で対応しております。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
DPC | 傷病名 | 入院契機 | 症例数 | 発生率 |
130100 | 播種性血管内凝固症候群 | 同一 | - | - |
異なる | ー | ー | ||
180010 | 敗血症 | 同一 | - | - |
異なる | ー | ー | ||
180035 | その他の真菌感染症 | 同一 | - | - |
異なる | ー | ー | ||
180040 | 手術・処置等の合併症 | 同一 | ー | ー |
異なる | ー | ー |
集計条件により症例が10件未満の場合”-”で入力しています。
当院では、手術や処置など行う際には細心の注意を払い施行しており、手術・処置等合併症の発生を抑えております。
2020.9.30更新
2020.10.1修正
集計条件により症例が10件未満の場合”-”で入力しています。
平成元年度に当院を退院された患者様を10歳毎の年齢区分で集計しています。
年齢階級別では、80歳代が最も多く、全体の3割を占めており、60歳以上の患者様が全体の約8割を占めております。
当院の特徴として、一般病床での急性期治療とともに回復期リハビリテーション病棟や地域包括ケア病床を有し、在宅復帰への支援を多く行っている地域密着型の病院です。