令和4年度 吉祥寺南病院 病院指標
年齢階級別退院患者数
年齢区分 | 0~ | 10~ | 20~ | 30~ | 40~ | 50~ | 60~ | 70~ | 80~ | 90~ |
患者数 | 0 | 28 | 53 | 22 | 51 | 87 | 123 | 246 | 407 | 243 |
年齢階級別では、80歳代が最も多く、全体の約3割を占めており、70歳以上の患者様が全体の約7割を占めております。
当院の特徴として、一般病床での急性期治療とともに回復期リハビリテーション病棟を有し、在宅復帰への支援を多く行っている地域密着型の病院です。
※新型コロナウイルスの流行により入院患者数が減少したため、退院患者数も同様に減少しております。
当院の特徴として、一般病床での急性期治療とともに回復期リハビリテーション病棟を有し、在宅復帰への支援を多く行っている地域密着型の病院です。
※新型コロナウイルスの流行により入院患者数が減少したため、退院患者数も同様に減少しております。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
【内科】010
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) | 平均 在院日数 (全国) | 転院率 | 平均年齢 |
040081xx99x0xx | 誤嚥性肺炎 | 56 | 21.32 | 21.11 | 10.71 | 89.63 |
110310xx99xxxx | 腎臓又は尿路の感染症 | 31 | 18.16 | 13.61 | 6.45 | 82.77 |
050130xx9900xx | 心不全 | 16 | 20.88 | 17.54 | 6.25 | 87.06 |
161020xxxxx00x | 体温以上 | 11 | 10.27 | 6.70 | 27.27 | 79.45 |
100380xxxxxxxx | 体液量減少症 | 10 | 11.6 | 11.15 | 50 | 84.6 |
誤嚥性肺炎での入院が最も多く、内科疾患だけでなく循環器内科を専門とする医師が在籍し、循環器の疾患にも対応しております。
※回復期リハビリテーション病棟も集計に含まれるため、平均在院日数は全国と比較し、長くなっております。
【外科】110
※回復期リハビリテーション病棟も集計に含まれるため、平均在院日数は全国と比較し、長くなっております。
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) | 平均 在院日数 (全国) | 転院率 | 平均年齢 |
060100xx01xxxx | 小腸大腸の良性疾患 | 6 | 2.5 | 2.64 | 0 | 75.83 |
060150xx99xxxx | 虫垂炎 | 3 | 4 | 7.93 | 33.33 | 37 |
010040x097x0xx | 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満) | 2 | 8.5 | 29.04 | 100 | 77.5 |
010069xx97x00x | 脳卒中の続発性 | 2 | 9 | 11.92 | 100 | 79 |
060030xx97x00x | 小腸の悪性腫瘍、腹膜の悪性腫瘍 | 2 | 4.5 | 13.14 | 0 | 94 |
腺腫(良性・悪性腫瘍)や虫垂炎といった消化器疾患が上位を占めております。
手術症例では侵襲性の少ない内視鏡治療や腹腔鏡手術も積極的に行っており、治療ガイドラインに基づいた適切で丁寧な診療、治療を心がけております。
手術症例では侵襲性の少ない内視鏡治療や腹腔鏡手術も積極的に行っており、治療ガイドラインに基づいた適切で丁寧な診療、治療を心がけております。
【整形外科】120
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) | 平均 在院日数 (全国) | 転院率 | 平均 年齢 |
160800xx01xxxx | 股関節・大腿近位の骨折 | 97 | 43.87 | 26.42 | 21.65 | 85.56 |
160690xx99xxxx | 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) | 66 | 37.21 | 20.09 | 30.3 | 84.64 |
160760xx97xx0x | 前腕の骨折 | 41 | 4.32 | 4.86 | 0 | 66.64 |
160620xx01xxxx | 肘、膝の外傷(スポーツ障害等を含む。) | 40 | 8.88 | 13.19 | 0 | 32.03 |
070230xx01xxxx | 膝関節症(変形性を含む。) | 23 | 39.39 | 22.44 | 0 | 77.39 |
股関節・大腿近位骨折が最も多く、高齢化に伴う骨粗鬆症の影響で発症する傷病が多くなっております。
「肘、膝の外傷」に該当する、半月板損傷、前十字靭帯に対する手術目的の入院では、平均年齢約32歳と若年層が多数を占めています。
また、上位5疾患のうち4疾患は手術症例となっております。
リハビリスタッフとの連携のもと、術前・術後のリハビリテーションを充実させ、早期の社会復帰を目指し治療を行っております。
※回復期リハビリテーション病棟も集計に含まれるため、平均在院日数は全国と比較し、長くなっている疾患もあります。
「肘、膝の外傷」に該当する、半月板損傷、前十字靭帯に対する手術目的の入院では、平均年齢約32歳と若年層が多数を占めています。
また、上位5疾患のうち4疾患は手術症例となっております。
リハビリスタッフとの連携のもと、術前・術後のリハビリテーションを充実させ、早期の社会復帰を目指し治療を行っております。
※回復期リハビリテーション病棟も集計に含まれるため、平均在院日数は全国と比較し、長くなっている疾患もあります。
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) | 平均 在院日数 (全国) | 転院率 | 平均 年齢 |
160100xx99x00x | 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし | 39 | 10.54 | 8.54 | 7.69 | 70.13 |
010060x2990401 | 脳腫瘍(脳卒中発症3日以内、かつ、JCS10未満) | 31 | 36.84 | 15.97 | 6.45 | 73.65 |
010040x099000x | 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外) (JCS10未満) | 22 | 62.77 | 190058 | 13.64 | 71.95 |
160100xx97x00x | 頭蓋・頭蓋内損傷 その他の手術あり | 18 | 4.44 | 10.14 | 5.56 | 80.89 |
010050xx02x00x | 非外傷性硬膜下血腫 | 14 | 11.14 | 111.85 | 0 | 83.21 |
頭部外傷や脳血管障害を中心に脳疾患全般に対応しており、症状に応じて手術治療、保存的治療を選択し行っております。
また、急性期の受け入れだけでなく、近隣医療機関からの紹介症例も多く、充実したリハビリテーションや退院支援を提供しております。
※回復期リハビリテーション病棟も集計に含まれるため、平均在院日数は全国と比較し、長くなっております。
また、急性期の受け入れだけでなく、近隣医療機関からの紹介症例も多く、充実したリハビリテーションや退院支援を提供しております。
※回復期リハビリテーション病棟も集計に含まれるため、平均在院日数は全国と比較し、長くなっております。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
ファイルのダウンロード
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
Stage I | Stage II | Stage III | Stage IV | 不明 | ||||
胃癌 | ー | - | - | ー | 1 | 1 | ||
大腸癌 | ー | ー | 1 | ー | ー | 1 | 8 | |
乳癌 | - | - | - | - | - | 1 | ||
肺癌 | - | - | - | - | - | 1 | ||
肝癌 | - | - | - | - | 1 | 1 |
成人市中肺炎の重症度別患者数等
患者数 | 平均 在院日数 | 平均年齢 | |
軽症 | 2 | 5.5 | 60 |
中等症 | 3 | 29.33 | 86.67 |
重症 | 1 | 13 | 85 |
超重症 | 1 | 91 | 81 |
不明 | 0 | 0 | 0 |
全体的な傾向としては、中等症の患者様が多く、重症度が高いほど平均在院日数も伸びる傾向となっております。
市中肺炎とは、自宅などで生活していてかかる肺炎のことで、病院に入院していてかかる院内肺炎と区別されます。
肺炎重症度分類(A-DROPシステム)に基づき入院時に状態から重症度を決定しています。
A-DROPシステム
A(Age) :男性70歳以上、女性75歳以上
D(Dehydration):BUN 21mg/dL以上または脱水あり
R(Respiration) :SpO2<=90%(PaO260Torr 以下)
O(Orientation) :意識障害あり
P(Pressure) :収縮期血圧90 mmHg以下
上記指標のうち、
軽症は上記指標のいずれも満たさないものを指します。
中等症は上記指標のうち1つまたは2つ有するものを指します。
重症は上記指標の3つ以上を有するものを指します。ただし、意識障害・ショックがあれば1項目のみでも重症とします。
超重症は上記指標の4つまたは5つを有するものを指します。
市中肺炎とは、自宅などで生活していてかかる肺炎のことで、病院に入院していてかかる院内肺炎と区別されます。
肺炎重症度分類(A-DROPシステム)に基づき入院時に状態から重症度を決定しています。
A-DROPシステム
A(Age) :男性70歳以上、女性75歳以上
D(Dehydration):BUN 21mg/dL以上または脱水あり
R(Respiration) :SpO2<=90%(PaO260Torr 以下)
O(Orientation) :意識障害あり
P(Pressure) :収縮期血圧90 mmHg以下
上記指標のうち、
軽症は上記指標のいずれも満たさないものを指します。
中等症は上記指標のうち1つまたは2つ有するものを指します。
重症は上記指標の3つ以上を有するものを指します。ただし、意識障害・ショックがあれば1項目のみでも重症とします。
超重症は上記指標の4つまたは5つを有するものを指します。
脳梗塞の患者数等
発症日から | 患者数 | 平均在院日数 | 平均年齢 | 転院率 |
3日以内 | 82 | 48.99 | 79.38 | 10.71 |
その他 | 30 | 46.47 | 74.03 | 9.82 |
脳梗塞を、発症日3日以内とその他で分け、患者数、平均在院日数、転院率を集計しております。
当院での脳梗塞治療は3日以内が41件と最も多くなっており、救急の受け入れを積極的に行っております。
また、急性期治療後の継続的なリハビリテーションが必要な患者さんに対しても、回復期リハビリテーション病棟を介して、充実したリハビリテーションと退院支援を行っております。
※回復期リハビリテーション病棟も集計に含まれるため、平均在院日数は全国と比較し、長くなっております
当院での脳梗塞治療は3日以内が41件と最も多くなっており、救急の受け入れを積極的に行っております。
また、急性期治療後の継続的なリハビリテーションが必要な患者さんに対しても、回復期リハビリテーション病棟を介して、充実したリハビリテーションと退院支援を行っております。
※回復期リハビリテーション病棟も集計に含まれるため、平均在院日数は全国と比較し、長くなっております
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 | 平均 術後日数 | 転院率 | 平均年齢 |
K7211 | 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) | 4 | 0.5 | 0.75 | 0 | 72 |
K664 | 胃瘻増設術(経皮的内視鏡下胃瘻増設術、腹腔鏡下胃瘻増設術を含む) | 3 | 26.33 | 28 | 33.33 | 89 |
K0022 | デブリードマン(100cm2以上3000cm2未満) | 2 | 0.5 | 50 | 100 | 71 |
K0811 | 腸管癒着症手術 | 2 | 4.5 | 20.5 | 0 | 97.5 |
K654 | 腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴うもの) | 2 | 0.5 | 12 | 0 | 79 |
集計条件に基づき、症例が10件未満の場合”-”で入力しています。
他院からの胃瘻造設目的に転院された患者様が多く、施術後は紹介元へ再度転院するケースも多く、転院率も多くなっております。
内科での多くの手術は、患者様に侵襲性の少ない内視鏡や腹腔鏡を使用しております。
他院からの胃瘻造設目的に転院された患者様が多く、施術後は紹介元へ再度転院するケースも多く、転院率も多くなっております。
内科での多くの手術は、患者様に侵襲性の少ない内視鏡や腹腔鏡を使用しております。
【外科】110
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 | 平均 術後日数 | 転院率 | 平均年齢 |
K664 | 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む) | 9 | 3.67 | 8.56 | 77.78 | 82.67 |
K7211 | 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満 | 6 | 0.17 | 1.33 | 0 | 75.83 |
K6355 | 鼠経ヘルニア手術 | 1 | 1 | 1 | 0 | 72 |
K672 | 胆嚢摘出術 | 1 | 3 | 45 | 0 | 85 |
K726 | 人工肛門造設術 | 1 | 7 | 84 | 0 | 81 |
集計条件に基づき、症例が10件未満の場合”-”で入力しています。
他院からの胃瘻造設目的に転院された患者様が多く、施術後は紹介元へ再度転院するケースも多く、転院率も多くなっております。
外科での多くの手術は、患者様に侵襲性の少ない内視鏡や腹腔鏡を使用しております。
他院からの胃瘻造設目的に転院された患者様が多く、施術後は紹介元へ再度転院するケースも多く、転院率も多くなっております。
外科での多くの手術は、患者様に侵襲性の少ない内視鏡や腹腔鏡を使用しております。
【整形外科】120
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 | 平均 術後日数 | 転院率 | 平均年齢 |
K0461 | 骨折観血的手術(大腿) | 71 | 3.58 | 35.76 | 14.8 | 80.85 |
K0811 | 人工骨頭挿入術(股) | 49 | 3.45 | 35.1 | 24.49 | 86.14 |
K0462 | 骨折観血的手術(下腿) | 44 | 2.7 | 11.02 | 6.82 | 61.9 |
K0483 | 骨内異物(挿入物を含む)除去術(前腕) | 44 | 1 | 1.36 | 0 | 63.82 |
K0821 | 人工関節置換術(膝) | 37 | 1.7 | 32.46 | 5.41 | 76.3 |
整形外科では下腿に対する骨折観血的手術や人工関節置換術が上位を占め、前腕や肩に対する手術も積極的に行っております。
肩・膝・股関節と外傷を中心に手術を行っており、当院手術症例の約7割が整形外科になります。
肩・膝・股関節と外傷を中心に手術を行っており、当院手術症例の約7割が整形外科になります。
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 | 平均 術後日数 | 転院率 | 平均年齢 |
K164-2 | 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 | 15 | 1.07 | 14.47 | 0 | 84.53 |
K664 | 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む) | 9 | 27.78 | 77.11 | 33.33 | 78.78 |
K164-4 | 定位的脳内血腫除去術 | 2 | 8 | 171.5 | 100 | 60.5 |
K6072 | 血管結紮術(その他) | 2 | 0 | 1.5 | 0 | 87 |
87K0821 | 人工関節置換術(肩) | 1 | 12 | 18 | 0 | 75 |
脳神経外科入院中の嚥下障害のある患者さんに対して施行した胃瘻造設術や、慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術を多く行っています。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
DPC | 傷病名 | 入院契機 | 症例数 | 発生率 |
130100 | 播種性血管内凝固症候群 | 同一 | 0 | 0 |
異なる | 3 | 0.24 | ||
180010 | 敗血症 | 同一 | 0 | 0 |
異なる | 9 | 0.72 | ||
180035 | その他の真菌感染症 | 同一 | 0 | 0 |
異なる | 0 | 0 | ||
180040 | 手術・処置等の合併症 | 同一 | 7 | 0.56 |
異なる | 1 | 0.08 |
集計条件に基づき、症例が10件未満の場合”-”で入力しています。
当院では、手術や処置など行う際には細心の注意を払い施行しており、手術・処置等合併症の発生を抑えております。
当院では、手術や処置など行う際には細心の注意を払い施行しており、手術・処置等合併症の発生を抑えております。
更新履歴
2023.10.5更新
胃癌、大腸癌、乳癌、肺癌、肝癌の5種類は5大癌と呼ばれ、がんの進行速度はUICC(国際対がん連合)が定めるTNM分類が用いられています。
TNM分類とは
①T=原発巣の大きさと進展度
②N=所属リンパ節への転移状況
③M=遠隔転移への有無
の3つの判断軸を指し、それぞれのがんをⅠ期(早期)~Ⅳ(末期)の病期に分類しています。
「初発」とは当院でそれぞれのがんの診断あるいは初回治療を実施した場合を指し、「再発」とは当院・他の医療機関を問わずに初回治療の完了後、当院での診断またはがんの寛解(がんが縮小・消失している状態)後に局所再発・再燃または新たな遠隔転移が現れた場合を指します。